変形性膝関節症(大腿脛骨関節の運動編)
今回の記事は、「関節の運動」から始めていきたいと思います。
転がりすべり運動から記事にしていきたいと思います。
転がりすべり運動とは、膝関節が伸展位から屈曲する際に、屈曲初期では
大腿骨顆部は脛骨場を転がって後方へ移動(図①)しますが、前十字靭帯の張力により
屈曲後期にはすべり運動を転換します。
次に、スクリューホーム運動について説明していきます。
スクリューホーム運動は、膝関節伸展時に下腿は外旋し、屈曲時に内旋します(図②)。
これは、転がり運動から滑り運動へ移行する際に大腿骨外顆が脛骨外顆の凸面を
前方に押し出すために起こることによるものです。
この二つの運動があることにより、スクワットを行う時に内旋・外旋の動きが起きるため、
抑制させる必要があります。その抑制に必要なのが筋肉であり、その筋肉が低下すると、
この二つの運動が起き、膝への障害へと繋がってしまう可能性があります。
次回は膝関節の筋肉について記事にしていきたいと思います。
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