変形性膝関節症(ADL)
こんにちは、Adettoの森です。
今回のテーマは「変形性膝関節症の日常生活動作」です。
1、変形性膝関節症の多くは日常生活が自立していることが多いです。
しかしながら日常生活の中で制限されている動作や活動が必ず存在しているので、
情報収集の段階で確認が必要です。
2、バーセル指数や機能的自立度評価法(FIM)などのADL評価では、
器質的変態や運動機能障害を十分に反映できない印象があります。
3、変形性膝関節症ではADL評価と課題遂行テストを行い、それを
生活能力の臨床指標とすることが望ましいと考えます。
課題遂行テストは、3m timed-up and go testや10m歩行時間などが有用であります。
その結果は、臨床指標として効果判定に使用できます。
4、杖やシルバーカーなどの歩行補助用具の使用は確認します。
5、Western Ontario and McMaster Universitise os-teoarthritis index(WOMAC index)は
国際的に使用され、身体機能を定量的に評価できます。
近年、我が国においても、日本版変形性膝関節症機能評価表が開発されています。